色鉛筆画の描き方|鉛筆の削り方

【描く前の準備】
色鉛筆をセットで買うと、
下図の「買ったとき」のように先が削ってあります。
そのまま描き始めたのでは、すぐに芯がなくなるので
面倒でも今から使う色くらいは、先に削っておくのがベスト。

絵画で使用するときは「絵画仕様」のように、
芯を長く出す削り方をします。
鉛筆削りで削ってもいいのですが、
芯も一緒に削るのでコスパが高くなります。
できればカッターナイフや小刀で
好きな長さや細さにするのがおススメです。

【芯先の形】

丸削りは、字を書く時と同じ円錐形。
平削りは、芯先を両側から削って平形。
この2種が基本です。

【丸削り】
細かい部分をしっかり描くときは、先を尖らせて。
全体に塗り込みたいときは、先を丸くして。
筆圧によって1本の線に強弱をつけやすい削り方です。
【平削り】
同じ太さの線を描きたいとき、
細い線は先を薄く、太い線は先を厚くします。
とくに動物の毛を描くときは、平削りが便利できれいです。
筆圧にかかわらず、ほぼ同じ太さの線が描けます。
線を引っ張りたい方向へ、芯の先を平行にして描きます。

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